社員紹介

デンロに相談しよう。という信頼があればとても強い会社といえる。 西村 昌宏2006年入社 鉄構部門 タワーメンテナンス課(香川県)鉄塔の調査、補修デンロに相談しよう。という信頼があればとても強い会社といえる。 西村 昌宏2006年入社 鉄構部門 タワーメンテナンス課(香川県)鉄塔の調査、補修

現在のお仕事内容を教えてください。

タワーメンテナンス課では、鉄塔の保守を行っています。その中で私が担当しているのは、経年劣化による鉄塔の腐食を調査し、腐食した部材を削って塗装するといった補修作業です。その他、地盤が変異した鉄塔の補修工事も行っています。

どんな課題に「受けて立った」ことがありますか?

台風や大雨などの天候によって地盤が変位した鉄塔は、地盤のズレ、最悪の場合は土砂崩れに見舞われることになります。特に送電鉄塔は人々が生活するのに必要な電気を送り届けているため、市街地の停電につながります。一本の鉄塔が倒れるだけで、ひとつの市が停電してしまうケースも。それらを防ぐためにも、一刻を争う中、現場監督として工事業者の方々にしっかりと指示を出し、ミスなく安全に工事を行うことが求められます。
実際にそうした現場に直面した際には、工事業者の方とともに工事内容を何度も確認しながら、工期内に無事に終えることができました。とても大変な仕事だったので、お客様から「デンロさんに相談して良かった」と言っていただけたときは、とてもうれしかったですね。
工事前には、当社設計部で立体解析などを行い、大まかな工事内容や手順を把握し、あらゆる事態を想定した準備を行います。しかし、実際には解析通りにいかないケースが多々あります。トラブルが発生するたびに、状況を見て作業内容を臨機応変に変更していくことで乗り越えられたときは、大きな経験になったと感じます。

仕事の中でのこだわりや、心がけていることは?

お客様や工事業者の方々に対して、難しい専門用語はあまり使わないようにし、かみ砕いてわかりやすく説明するように心がけています。また、不安感を抱かせないことも大切です。指示が二転三転してしまうと、工事業者の方からの信頼を失い、事故やミスにつながりかねないので、より的確に指示ができるよう準備しています。

所属部門を今後、どうしていきたいですか?

お客様や工事業者の方々から頼りにしていただける部門にしていきたいですね。手間なくスピーディーなやり方を突き詰めていき、「困ったらデンロに相談しよう」という信頼感を獲得していければと思います。
そのためにも、知識や経験をどんどん積み重ねていきたいです。以前在籍していた設計部での立体解析などの知識は、現場でも役立つと思うので今後も勉強していくつもりです。もちろん、日々の業務の中でも問題解決能力を培っていきたいと考えています。

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[現在までのキャリア]

1年目

香川・大阪・岩手・福島での工事実習(各3ヵ月)に参加。地域の風土に触れながら、鉄塔や機械部品、めっき関連の実習を行う。

2~3年目

本社の強度設計部署に所属。設計書などの作成について、先輩のサポートからスタートし、最終的には一人で作成できるように。

4~5年目

丸亀工場の強度設計部署に異動。独り立ちして作業を行う。ベテランとともに仕事をすることで、知識を蓄積。

6年目~現在

タワーメンテナンス課に異動。強度設計で得た知識を活かしながら工事を行う。また、鉄塔の腐食などの調査も担当。カメラでの調査と腐食の修復を行える、自社開発のロボットを用いるケースも。

[1日の流れ]

7:00起床

出張先のビジネスホテルで、朝食を食べる。北は北海道、南は沖縄まで、仕事ではほとんどが現場への出張。

8:00出勤

調査、工事を行う現場へ向かう。

9:00朝礼・KY(危険予知)

作業員全員と当日の作業内容の確認。危険事項を洗い出し、事故のないようにする。

10:00昇塔

調査では、ケーブルをはじめとする20kg近い荷物を持ち、高ければ100m以上の鉄塔に昇る。

11:00調査

鉄塔部材の腐食具合を一本一本調査する。

12:00昼食

鉄塔を降りて、みんなで弁当を食べる。

13:00調査

鉄塔部材の腐食具合を一本一本調査する。

17:00終了

作業終了。

18:00帰宅

ホテルに戻る。

19:00夕食

仕事仲間と夕食。同僚と次の現場についての情報交換を行う。

20:00入浴

21:00データ整理

当日撮った写真の確認。

23:00就寝

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MESSAGE

いい人間関係ができれば いい仕事ができる。

仕事は、基本的に「しんどくて当たり前」だと思っています。
しかし、その中にやりがいや達成感を見つけることで、仕事が面白く、魅力的に感じられていくのではないでしょうか。
そのためにも、良い人間関係を築いていきましょう。何事も一人ではできませんから。